
阿波踊りと 同窓会
徳島、阿波踊り。約400年の歴史を持つ盆踊りで、故郷の夏はここから始まる。
徳島でイベント業をしている仲間とも、打ち合わせと情報交換。今年の10月に行う花火大会の準備。仕事とプライベートが一緒なので、相変わらずお盆も誕生日も、故郷に帰ったときも働いている。
阿波踊りの時期には、毎年恒例の同窓会。米農家、中古車屋、塾、アパレルの店を経営している者、会社員になった者、有名な芸能事務所で社長の付き人をしている者。あの頃は想像すらできなかったけど、みんないい歳になって、それぞれ違う道で楽しそうに生きている。
幼稚園から20歳で高専を卒業するまでずっと同じだった同級生が、今は地元で子供たちにサッカーも教えている。幼馴染のよしみで、コートを貸し切ってマンツーマンで息子にサッカーの特訓をしてくれる。これは毎年のことだが、今年は3時間もみっちりしごいてくれた。有難い。
今年は息子も一緒に徳島に帰ったので、日本を代表する清流、穴吹川で川遊び。息子も小学4年生になると、出かけるときに父親の手を握ってくることは減ってきた。川の中では流れもあったので握ってきたが、男子9歳。手を繋いで歩くのは、もしかしたら今日が最後かもしれない。
夜は母親に会いに行き、近所の子どもたちと花火。母親もまだ元気でよかった。
音楽と情景を紐付けて記憶に残すため、その場所で聴いていた曲でプレイリストを作ることを習慣にしている。この日、聴いていた曲の中から一曲。
Life
Des'ree
徳島の阿南高専を卒業して、田舎から大阪に出る時、ものすごく不安だった。そんな時に、同級生たちがみんな大阪行きのバス乗り場に送りに駆けつけてくれた。地元の仲間の有り難さをこれほど感じたことはなかった。その、徳島から大阪行きのバスの中で聞いていたのが、この曲。「Sometimes living out your dreams ain't as easy as it seems(夢を叶えるのは、思ったほど簡単じゃない)」が今の歳になって響く。あの時、自分の意思で踏み出して、今振り返ると、結果として豊かになっている。これからも自分の意思を大切にしていきたい。